noteのダッシュボードを開いてみたけれど、数字がたくさん並んでいて、結局どれを見ればいいのか分からない。ビューが増えたり減ったりしても、それが良いことなのか、次に何をすればいいのかが分からない。そんなふうに感じたことはありませんか。
ダッシュボードの数字は、ただ眺めるだけでは役に立ちません。「どこから読まれているか」「前の期間と比べてどう変わったか」「どの記事が伸びているか」を順番に見ていくと、次に書く記事や、直すべき記事が自然と見えてきます。
この記事では、noteのダッシュボードを使ったアクセス分析のコツを、指標の意味、期間の選び方、流入元の読み方、記事の改善の進め方まで、具体的な手順で解説します。画面の仕様は、noteの公式ヘルプで確認した内容をもとにしています。
インプレッションとページビューの基本的な見方は、noteの記事で紹介しています。この記事では、流入元や期間の比べ方を使って、数字から改善につなげる方法を一歩踏み込んで解説します。
※この記事はプロモーションを含みます。
noteのダッシュボードで見られる数字
まずは、ダッシュボードの「アクセス状況」で何が見られるのかを確認しましょう。指標の意味と、期間の選び方を押さえておくと、数字の読み違いを防げます。
アクセス状況で見られる5つの指標
公式ヘルプのダッシュボードで各指標とグラフをみるによると、アクセス状況では、インプレッション・ページビュー・スキ・コメント・売上の5つの指標をグラフで確認できます。
| 指標 | 意味 | 見るポイント |
|---|---|---|
| インプレッション | 記事がnote内などで表示された回数 | タイトルや見出し画像が目に触れているか |
| ページビュー | 記事のページが開かれた回数 | タイトルや画像に興味を持ってもらえたか |
| スキ | 記事に付いたスキの数 | 内容に満足してもらえたか |
| コメント | 記事に付いたコメントの数 | 読者との交流が生まれているか |
| 売上 | 有料記事などの売上 | 有料部分に価値を感じてもらえたか |
5つの指標は、読者の行動の流れに沿っています。表示され(インプレッション)、開かれ(ページビュー)、読んで反応し(スキ・コメント)、購入される(売上)。どこで数字が落ちているかを見ると、改善すべき場所が分かります。
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読者の行動の流れや、数字をもとにした改善の考え方を、図解で学べるマーケティングの入門書。ダッシュボードの数字を記事づくりに活かしたいときに役立ちます。
期間の選び方と、グラフの見方
グラフの期間は、過去7日間、過去28日間、過去365日間、全期間、今月、先月、カスタムから選べます。初期設定は過去28日間です。グラフの横軸は、31日以内なら1日ごと、32〜181日なら1週間ごと、182日以上なら1か月ごとに自動で区切られます。
日ごとの変化を見たいときは、31日以内の期間を選びましょう。なお、インプレッションは2021年5月1日以降のデータだけが確認できます。選んだ期間は、ページ下の記事ごとの一覧にも反映されます。
記事の流入元の見方
アクセス状況のページの一番下では、記事がどこから読まれたかを確認できます。公式ヘルプのダッシュボードで記事の流入元をみるによると、流入元はページビューをもとに集計され、円グラフと時系列のグラフで切り替えて見られます。
note内から読まれた分は「note.com」、Google検索は「Google」、Yahoo!検索は「search.yahoo.co.jp」、URLを直接開いた場合などは「no referrer」と表示されます。個別に表示されるのは多い順に10件までで、11件目以降は「other」にまとめられます。
記事・マガジンごとの数値を並べ替えて見る
グラフの下では、記事・メンバーシップ・マガジンのタブを切り替えて、それぞれの数値を一覧で確認できます。公式ヘルプのダッシュボードで記事・メンバーシップ・マガジンごとの数値をみるによると、記事の一覧では、公開日順のほか、インプレッション順・ページビュー順・スキ順・コメント順・売上順に並べ替えられます。
よく読まれている記事を探すなら、ページビュー順に並べ替えるのが近道です。一覧の数値は、グラフで選んでいる期間に合わせて表示されるので、「過去28日間で一番読まれた記事」「全期間で一番読まれた記事」を切り替えて比べると、一時的に伸びた記事と、長く読まれ続けている記事を見分けられます。マガジンのタブでは、記事数・フォロー・売上を確認できます。
数字から記事を改善する手順
ここからは、ダッシュボードの数字を、次の記事や記事の改善につなげる具体的な手順を解説します。毎回すべてを見る必要はありません。見る順番を決めておきましょう。
手順1:前の期間と比べる
数字は、1つだけ見ても良いのか悪いのか分かりません。「過去28日間」を選び、グラフの左右のボタンで1つ前の期間に移動して、前の28日間と比べましょう。全体のページビューが増えているか減っているかで、発信の調子が分かります。
週に一度など、見る日を決めておくのがおすすめです。毎日見ていると、日ごとの小さな増減に振り回されてしまいます。
手順2:インプレッションとページビューの差を見る
インプレッションは多いのにページビューが少ない記事は、表示されてはいるのに開かれていない記事です。タイトルや見出し画像が、読者の興味を引けていない可能性があります。
反対に、ページビューは多いのにスキが少ない記事は、開かれてはいるものの、内容で期待に応えられていない可能性があります。冒頭の文章で記事の内容がきちんと伝わっているか、見出しの構成が分かりやすいかを見直しましょう。
手順3:流入元で「どこから読まれているか」を確かめる
記事ごとの流入元を見ると、その記事がどう読まれているかが分かります。「Google」や「search.yahoo.co.jp」が多い記事は、検索から読まれている記事です。タイトルと冒頭を検索する人に合わせて整えると、さらに伸びる可能性があります。
「note.com」が多い記事は、note内のおすすめや検索から読まれています。「Instagram」や「X」が多い記事は、SNSでの紹介が効いている記事です。検索から読まれるための考え方は、次の記事で詳しく解説しています。

手順4:伸びている記事から次のネタを決める
ページビューやスキが多い記事は、読者に求められているテーマです。同じテーマで切り口を変えた記事を書いたり、内容を深掘りした有料記事を作ったりすると、反応を次につなげられます。
記事を書いたら、伸びている記事から新しい記事へリンクを張りましょう。たくさん読まれている記事から、関連する記事へ読者を案内できます。記事のネタの見つけ方は、次の記事で紹介しています。

Instagramのインサイトと組み合わせて見る
Instagramとnoteの両方で発信しているなら、Instagramのインサイトと、noteのダッシュボードを組み合わせて見ると効果的です。Instagramで保存数の多い投稿をnote記事にしたら、noteの流入元に「Instagram」がどれだけあるかを確認しましょう。
Instagramからの流入が多ければ、投稿からnoteへの案内がうまくいっている証拠です。少なければ、投稿のキャプションやストーリーズでの案内を見直します。Instagramのインサイトの見方は、次の記事で解説しています。

インプレッションとページビューの基本的な見方は、noteでも紹介しています。

週に一度のアクセス分析チェックリスト
- ☑ 過去28日間と、1つ前の28日間を比べた
- ☑ インプレッションは多いのにページビューが少ない記事を確認した
- ☑ ページビューは多いのにスキが少ない記事を確認した
- ☑ 検索(Google・Yahoo!)から読まれている記事を確認した
- ☑ 伸びている記事のテーマで、次の記事のネタを決めた
アクセス解析の考え方を学べる本
数字の見方から、改善の優先順位の決め方までを学べるアクセス解析の入門書。noteやブログの数字を、次の記事づくりに活かしたいときに役立ちます。
よくある質問
noteのアクセス分析についてよく聞かれる疑問にお答えします。
流入元の合計がページビューの合計と合いません。
公式ヘルプによると、流入元とページビューは集計の方法が異なるため、完全には一致しません。傾向をつかむための目安として使いましょう。
削除した記事の数字はどうなりますか?
流入元の集計には、削除した記事の分は含まれません。過去の数字と比べるときは、記事を削除していないかも確認しましょう。
ダッシュボードはどのくらいの頻度で見ればいいですか?
週に一度程度がおすすめです。毎日見ると、日ごとの小さな変化に振り回されやすくなります。記事を公開した週や、SNSで紹介した直後は、少し多めに確認しても構いません。
誰が記事を読んだかは分かりますか?
ダッシュボードでは、読んだ人の名前は分かりません。分かるのは、表示や閲覧の回数、流入元などの全体の傾向です。
ビューが少なくても気にした方がいいですか?
始めたばかりのうちは、ビューが少ないのは自然なことです。数字の大きさより、前の期間と比べて増えているか、どの記事が伸びているかに注目しましょう。
まとめ|比べて、差を見て、次の記事につなげる
noteのダッシュボードでは、インプレッション・ページビュー・スキ・コメント・売上の5つの指標と、記事の流入元を確認できます。5つの指標は読者の行動の流れに沿っているので、どこで数字が落ちているかを見ると、改善すべき場所が分かります。
改善は、前の期間と比べる、インプレッションとページビューの差を見る、流入元を確かめる、伸びている記事から次のネタを決める、の4つの手順で進めましょう。Instagramのインサイトと組み合わせれば、投稿からnoteへの流れもチェックできます。
まずは今週、ダッシュボードで過去28日間と1つ前の28日間を比べ、一番伸びている記事を確認するところから始めてみてください。
この記事を書いた人
くらしノート編集部。Instagramで見つけた暮らしのアイデアを、noteとこのブログで記事にまとめています。noteのダッシュボードは週に一度見て、伸びている記事から次に書くテーマを決めています。




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