投稿にいつも否定的なコメントを書いてくる人がいる。関係のない宣伝やスパムのようなコメントが続いて、コメント欄が荒れてしまう。そんなことが続くと、通知を開くたびに気が重くなって、投稿そのものが楽しめなくなってしまいますよね。
かといって、コメント欄を閉じてしまうと、いつも応援してくれる人とのやりとりまでなくなってしまいます。ブロックをしたら相手を刺激しそうで、なかなか踏み切れない、という方も多いのではないでしょうか。
Instagramには、コメントを自動で非表示にする機能から、特定の相手だけを抑える機能、一時的にコメントを制限する機能まで、段階に合わせて使える対策が用意されています。この記事では、嫌なコメントや荒らしへの対策を、「予防する」「その場で対処する」「関係を断つ」の3段階に分けて、設定のしかたと使い分けを解説します。
制限・ブロック・ミュートの違いは、noteの記事で紹介しています。この記事では、コメント欄を守るための設定と、荒れたときの具体的な対処の手順に絞って、一歩踏み込んで解説します。
※この記事はプロモーションを含みます。
Instagramの嫌なコメントを予防する設定
まずは、嫌なコメントが目に入る前に防ぐための設定から確認しましょう。一度設定しておけば、毎回自分で対応しなくても、コメント欄をある程度きれいに保てます。
コメントを非表示にする「非表示ワード」の設定
Instagramの公式ヘルプコメントのフィルターによると、不適切または攻撃的な可能性があるコメントは、投稿やライブ動画から自動で除外される仕組みになっています。この自動フィルターに加えて、自分で決めた言葉や絵文字を含むコメントを非表示にすることもできます。
設定は、プロフィールの右上のメニューから「設定とアクティビティ」を開き、「非表示ワード」で行います。よく書かれる悪口や、スパムに多い言葉を登録しておくと、そのコメントは自分の画面に表示されにくくなります。メッセージリクエストにも同じ設定が使えるので、DMの迷惑メッセージ対策にもなります。
コメントできる人を絞る(コメント制限)
コメントの設定では、コメントを許可する相手を「すべての人」から「フォロワー」などに絞ることができます。フォローしていない人からの荒らしが多いときに有効です。
ただし、コメントできる人を絞ると、新しく投稿を見つけてくれた人からのコメントも届かなくなります。発信を広げたい時期は「すべての人」のままにして、非表示ワードで対処し、荒れたときだけ絞る、という使い方がおすすめです。
投稿ごとにコメントをオフにする
特定の投稿だけコメントを受け付けたくないときは、投稿ごとにコメントをオフにできます。投稿する前の画面の詳細設定から設定できるほか、投稿したあとでも、投稿の右上のメニューからオン・オフを切り替えられます。
たとえば、意見が分かれやすい話題の投稿や、家族の写真が写った投稿などは、最初からコメントをオフにしておくと安心です。コメントをオフにしても、いいねや保存は通常どおり受け付けられます。
一時的にコメントとDMを抑える「リミット」機能
投稿が急に拡散されて、知らない人からのコメントが一気に増えたときに便利なのが、一時的にやりとりを制限できるリミット機能です。あとで紹介する、特定の相手を個別に抑える「制限」とは別の機能です。公式ヘルプのInstagramのリミット機能では、特定のグループのアカウントからの望まないコメントやメッセージを、一時的に制限できると説明されています。
「親しい友達以外のすべての人」や「最近フォローした人」などを選んで、最長4週間まで制限できます。制限された相手のコメントは、自分が承認するまで表示されません。期間が終われば自動で元に戻るので、一時的な炎上やスパムへの対策に向いています。
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誹謗中傷や炎上、迷惑なメッセージへの対処法を、具体例で学べるSNSトラブルの解説書。発信を続けるうえで、自分を守る知識を身につけたいときに役立ちます。
荒れたコメントへの対処と、相手ごとの使い分け
ここからは、すでに届いてしまった嫌なコメントへの対処と、相手の行動に合わせた機能の使い分けを解説します。どの機能も、相手に通知は届きません。
コメントを削除する・報告する
1回だけの心ない言葉やスパムのコメントは、そのコメントを削除するのがいちばん手軽です。コメントを左にスワイプ(またはコメントを長押し)すると、削除や報告のメニューが表示されます。複数のコメントをまとめて選んで削除することもできます。
明らかなスパムや嫌がらせのコメントは、削除する前に報告しておきましょう。報告しても、報告したことが相手に伝わることはありません。報告が集まると、Instagram側でアカウントへの対応が行われることがあります。
同じ相手のコメントが続くなら「制限」
同じ人から否定的なコメントが続くときは、その人を個別に制限するのがおすすめです。公式ヘルプのInstagramで相手を制限するによると、制限した相手からは、あなたがオンラインかどうかや、メッセージを既読にしたかどうかが見えなくなります。
制限した相手のコメントは、相手本人とあなたにしか表示されず、ほかのフォロワーからは見えなくなります。相手から見ると、自分のコメントは普段どおり表示されているので、制限されたことに気づきにくいのが特徴です。相手を刺激せずにコメント欄を守れるので、発信者にとって使いやすい対策です。
嫌がらせ・なりすましは「ブロック」と報告
嫌がらせが続く、なりすましのアカウントを作られた、危険を感じる、といった場合は、迷わずブロックしましょう。ブロックすると、相手はあなたのプロフィールや投稿を見られなくなり、コメントやDMも送れなくなります。
ブロックするときに、相手が今後作る新しいアカウントもまとめてブロックする選択肢が表示されることがあります。別のアカウントを作って何度も絡んでくる相手には、この選択肢を使うと安心です。ブロックしたことは通知されませんが、相手があなたのプロフィールを探したときに見つからないことで、気づかれる可能性はあります。
ミュートは「見たくない」ときに使う
ミュートは、相手のフォローを外さずに、その人の投稿やストーリーズを自分の画面に表示しないようにする機能です。コメントを防ぐ機能ではないため、コメント欄の荒らし対策には向きません。
知り合いの投稿を見ていると疲れてしまう、といったときに、相手との関係を変えずに距離を置く方法として使いましょう。制限・ブロック・ミュートの違いは、次の表で整理しています。
| 機能 | 相手のコメント | 相手からのDM | 相手から見えるあなたの投稿 | 向いている相手 |
|---|---|---|---|---|
| ミュート | 変わらない | 変わらない | 変わらない | 見ていて疲れる知り合い |
| 制限 | 本人とあなたにしか見えない | メッセージリクエストに入る | 変わらない | 否定的なコメントが続く人 |
| ブロック | できなくなる | 送れなくなる | 見られなくなる | 嫌がらせ・なりすまし |
誹謗中傷がひどいときの相談先
名誉を傷つけるような書き込みや、個人情報をさらされるといった深刻な被害を受けたときは、一人で抱え込まずに相談しましょう。総務省の支援事業として運営されている違法・有害情報相談センターでは、インターネット上の書き込みの削除の方法などについて相談できます。
相談するときに備えて、問題のコメントやメッセージは、削除する前にスクリーンショットで保存しておきましょう。投稿の日時や相手のアカウント名が分かるように残しておくと、相談や報告がスムーズに進みます。
コメント欄を「応援してくれる人の場所」にする
荒らし対策は、嫌なコメントを防ぐだけでなく、応援してくれる人が気持ちよくコメントできる場所を守ることでもあります。うれしいコメントには返信したり、ピン留めして上に表示したりすると、コメント欄の雰囲気がよくなります。
キャプションの最後に「〇〇派の方はコメントで教えてください」のような質問を入れると、前向きなコメントが集まりやすくなります。コメントが増えやすいキャプションの書き方は、次の記事で解説しています。

コメントの管理をしやすくするために、プロアカウントに切り替えておくのもおすすめです。プロアカウントの機能と切り替え方は、次の記事で解説しています。

制限・ブロック・ミュートの違いと、相手に通知されるかどうかは、noteでも紹介しています。

コメント欄を守る設定チェックリスト
- ☑ 「非表示ワード」で不適切なコメントの非表示をオンにした
- ☑ よく書かれる悪口やスパムの言葉を登録した
- ☑ コメントを許可する相手の設定を確認した
- ☑ 荒れやすい投稿は、コメントをオフにして投稿した
- ☑ 一時的に制限できるリミット機能の場所を確認した
- ☑ 問題のコメントは、削除する前にスクリーンショットで保存する
スマホの画面をのぞき見から守るフィルム
横からの視線を防ぐのぞき見防止フィルム。電車の中などでコメントやDMを確認するときも、画面の内容を周りの人に見られにくくなります。
しつこいDMの中には、アカウントの乗っ取りを狙う詐欺DMもあります。手口と、乗っ取りを防ぐ2段階認証の設定は、次の記事で解説しています。

知らない人からのメンションやタグ付けを制限する設定と、メンションの仕組みは、次の記事で解説しています。

DMの送信取り消しや既読を表示しない設定など、DMを安心して使うための仕組みは、次の記事で解説しています。

コメントやDMの通知が届かないときの原因と、iPhone・Androidの設定の確認方法は、次の記事で解説しています。

よくある質問
Instagramの嫌なコメントへの対策について、よく聞かれる疑問にお答えします。
コメントを削除したら、相手に通知されますか?
通知はされません。ただし、相手が自分のコメントを見に来たときに、消えていることで気づく可能性はあります。
制限すると、相手から見るとどうなりますか?
相手から見ると、自分のコメントは普段どおり表示されています。ほかの人に見えていないことは分かりにくいため、制限に気づかれにくい仕組みです。
ブロックした相手のコメントは消えますか?
ブロックした相手が過去に付けたコメントは、自動では消えないことがあります。気になるコメントは、個別に削除しておきましょう。
非表示ワードに登録したコメントは、相手にも見えなくなりますか?
非表示になったコメントは、あなたの投稿のコメント欄に表示されにくくなりますが、コメントした本人には表示される場合があります。
コメントをオフにすると、フォロワーが減りますか?
一部の投稿だけコメントをオフにしても、フォロワーが減る心配はほとんどありません。すべての投稿でオフにするより、必要な投稿だけに絞るのがおすすめです。
まとめ|予防の設定と、相手に合わせた対処で発信を守ろう
Instagramの嫌なコメントや荒らしは、非表示ワード、コメントできる人の設定、投稿ごとのコメントオフ、リミット機能で、ある程度予防できます。すでに届いたコメントは、1回だけなら削除と報告、同じ人が続くなら制限、嫌がらせやなりすましならブロックと報告、と相手に合わせて対処しましょう。
深刻な誹謗中傷を受けたときは、スクリーンショットで記録を残し、相談窓口を利用してください。コメント欄を守ることは、応援してくれる人との大切なやりとりを守ることにもつながります。
まずは今日、「設定とアクティビティ」から非表示ワードを開き、不適切なコメントの非表示がオンになっているかを確認するところから始めてみてください。
この記事を書いた人
くらしノート編集部。Instagramで見つけた暮らしのアイデアを、noteとこのブログで記事にまとめています。コメント欄は、応援してくれる人が気持ちよく書き込める場所にしたいと考え、設定を見直しながら運用しています。




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